先輩スタッフの声

神戸東灘工場 調理係 リーダー K.M(2010年キャリア入社)

ワークライフバランスを叶えたい

日本料理屋の板前として、休みなく一心不乱に働いていました。しかし子供が生まれたときに、しっかり休みをとれる働き方に切り替える必要があると感じ、転職活動をはじめました。
前職の経験をいかして、「食」にはかかわっていたかったので、調理部門を志望し入社しました。私は現在、調理リーダーとして日々マネジメントのスキルを磨いています。当社は、飲食店で目の前のお客さまに料理を提供する形態ではなく、工場で大量生産される「中食」を作る会社ですから、働くにあたっては単純に「食べること」や「料理」が好きという動機よりも、日常における日本の食卓を考える視点が必要です。

「作る」だけじゃない、製造の現場

具体的な仕事内容は、サンドイッチの具やお弁当の惣菜(そうざい)の調理を行っています。加えて、リーダーという役目も担っていますので、部下や後輩の育成にも注力しています。私の経験をいかして、下の世代に伝えられるテクニックやヒントは多いです。また、社会人として・人としての成長も大事だと思っていますので、そういったフォローもしています。時折、ベテランのパートさんが新人のスタッフに対して注意することもあって、そういうときはひやひやします。しかし、パートさんもよかれと思って言ってくださるので、その後こっそり新人に話しかけ、モチベーションを保つようにしています。リーダー職は、予算管理の責任も負っており、立てた目標がうまく機能したときには非常に達成感を味わえます。1日の製造量に対するスタッフの賃金や、食材のロス率をもとに、どれだけ効率よく製造できるかを調整する仕事ですね。私1人でできる仕事ではないので、周囲のスタッフをうまく巻き込んで、その日・その月・その年の目標予算を落とし込んでいくか日々考えています。

チームプレイに必要なコミュニケーション

仕事で悩んだときには、他部署・他部門のリーダーや、仲のいい社員に相談します。先ほどもお伝えした通り、部門それぞれがひとつのチームとして仕事が進み、さらに関連する他部門のメンバーと連携してはじめて完結させられる仕事なので、そもそもスタッフ同士のコミュニケーションはとても重要です。だからこそ、ポオトデリカトオカツではきっかけづくりのひとつとして、歓送迎会を大切にしているんですよ。

これからのポオトデリカトオカツを担うあなたへ

当社の製造工程には、おいしさや安全を守るためのクライアントと取り決めた調理マニュアルがあり、指示通りに正しく作ることが基本です。ですから、向いているのは素直にルールを守れる人です。もちろん目的があって作られたマニュアルなので、背景を考えながら、適切に対応できるといいと思います。これはどんな仕事をするときにも同じことが言えますが、自分で楽しむための工夫ができる人は、社会人として強いですし、そんな人にはぜひ当社に来ていただきたいですね。